焼却炉

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

猫ちゃん

昨日、母の車に乗っていたら道の途中で、みゃーみゃーという声が。こんな車道のど真ん中で猫?と思い、いやまさか。雨降ってるし。
でもみゃーみゃー微かに、でもみゃーみゃー
私「なんか猫?」
母「車に紛れとらへん?」
私「ぐえっ」
最近家の辺りを子猫がうろうろしているらしい。
私「(とりあえず車内に猫らしきものはいなかった)車にそんな猫が入り込む場所あるの?」
母「あるって。車の裏とか…後で見てみて!」
私「でもタイヤに巻き込まれてたらどうしよう…」
鳴き声はもう聞こえなくなっていた。
後で恐る恐る見てみた。猫はいなかった。あの鳴き声、なんやったの-…
車がビュンビュン飛び交うバイパスだよー。う、植木から?でも今日、近所に子猫を見かけてとりあえず?ほっとする。後であーそぼーと思っていたが、私が帰宅した夕方には子猫の姿はなかった。
またうろうろしにくるとは思うけれど、触ったり餌をあげたりしてはいけないんだってさー
うちは猫は飼いません。だってさーなんか小学生みたいだそういえば一年前、野良猫がうちの焼却炉の中で子猫を産んでいたな。
見つけられたから良かった。子育て中は焼却炉使えなかったけれど子猫3匹可愛かった。それぞれ模様が違った。すくすく育っていった。焼却炉の中を覗くと、真ん丸の大きな瞳でじっと見つめてきた。気づいたら、みんないなくなってた。巣立ったのだなー。懐かしい。しかし、猫のお母さんは一体どこからご飯を持ってくるんかな。あの今日の子猫も一体どこでご飯を食べているのかな。


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

焼却炉